全国のインフル感染者、１２週間ぶり減少…専門家「流行のピークを越えたとはまだ判断できない」

投稿日 2023年11月17日 19:55:00 （医療総合）

　厚生労働省は１７日、全国約５０００の定点医療機関から６～１２日の１週間に報告された新型コロナウイルスとインフルエンザの感染者数は前週と比べ、ともに減少したと発表した。

厚生労働省

　インフルエンザは１医療機関あたり１７・３５人で、前週（２１・１３人）と比べ０・８２倍となり、８月中旬以来、１２週間ぶりに減少した。佐賀県が３６・１３人と「警報」の基準（３０人）を超えている。日本感染症学会の石田直・インフルエンザ委員長は「大都市圏では感染者が減ったが、九州など増加が続く地域もあり、流行のピークを越えたとはまだ判断できない」と話している。

　一方、新型コロナは１医療機関あたり２・０１人で、前週（２・４４人）の０・８２倍と１０週連続で減少した。

Source: yomiドクター

続きを読む