おうちでつくれるイチゴ大福…高齢者の料理レクリエーションにいかが

　こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

　デイサービスなどの介護施設では、利用者が参加する「レクリエーション」の時間があります。カラオケやゲーム、手芸など活動の内容は様々です。

　介護施設で行うレクリエーションは、娯楽というだけでなく、リハビリの一環でもあり、ＱＯＬ（Ｑｕａｌｉｔｙ　ｏｆ　Ｌｉｆｅ、生活の質）向上という目的もあります。

　レクリエーション活動を行うことで、その方が得意な作業や積極的に取り組めるものが見つかったり、会話が増えたりと、生活をより楽しめるようになる可能性があるのです。

　活動のひとつに、「料理レクリエーション」があります。「料理がリハビリや生活の質の向上につながるの？」と思う方もいるかもしれませんが、実は認知症や心身機能低下の予防に効果があるとして注目されてきています。

　料理をするときには、まずメニューを考えます。さらにそのメニューをどのように作るのかを考えなければなりません。

　例えば、カレーライスを作るとしたら、どんな材料がどのくらい必要か、野菜は皮をむ

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