給食の牛乳で腹痛や嘔吐１００人超「味が変」…仙台市教育委員会が提供取りやめ

　仙台市教育委員会によると、同市内の小中学校で２５日に提供された給食の牛乳を飲んだ児童や生徒が腹痛や 嘔吐（おうと） などを訴えている。２６日午前１０時現在、こうした症状が出た子どもは１００人以上に上っている。原因は調査中という。重篤な症状は確認されていないが、市教委は同日、幼稚園と小中高校計１３３施設で牛乳の提供を取りやめた。

　提供された牛乳は、東北森永乳業（仙台市宮城野区）が製造。飲んだ子供からは「味が変だ」といった声が出ていた。森永乳業（東京）の広報室は取材に対し、「状況を確認中」としている。

　宮城県教委によると、同社の牛乳は同県内の名取市や岩沼市など１１市町でも提供されており、このうち山元町教委によると、同町では８３人が腹痛を訴えているという。

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