［田村セツコさん］（下）元気の秘訣は「にせ医者」になること？　まずはスマイル！…死んだら「お墓の中からボンジュール！」

　女性イラストレーターの先駆け、８６歳の田村セツコさんは、少女漫画誌「りぼん」や「なかよし」のおしゃれなカットや、イラスト入り文具「セツコグッズ」で女の子のハートをわしづかみにしてきました。ずっと描き続けてきた、元気の 秘(ひ)訣(けつ) は何でしょう？（聞き手・松本由佳、撮影・中山博敬）

――すてきな健康法をいくつも編み出されていますね。

　銀行をやめて１９歳でこの世界に入りました。ずっと原宿で一人暮らしをしながら好きな絵の仕事ができて幸せです。大きな病気もしたことがなくて、健康に産んでくれた両親に感謝しながら、自分で楽しい健康法を試しています。

　絵日記の描き方を教える講座を持っているんですが、まずは「絵日記健康法」ですね。落書き名人とメモ魔を目指します。絵はうまい下手関係なく落書きを楽しめばいいんですけど、おっくうな人もいると思うので、まずはメモ魔になること。以前、フランスの女優ジェーン・バーキンが雑誌のインタビューで「頭が混乱したらメモを書きまくります」と言っていたんですよ。ぐちゃぐちゃに書かれた手帳の写真もあって、「メモを取るとだいたいの混乱は解決します」って。

rakuten_design="text";rakuten_affiliateId="0a40714c.34907b17.0a40714d.07bdd00a";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreId="0";rakuten_size="300x250";rakuten_target="_blank";rakuten_theme="gray";rakuten_border="off";rakuten_auto_mode="on";rakuten_genre_title="off";rakuten_recommend="on";rakuten_ts="1506480123376";rakuten_bgColor="FFFFFF";rakuten_txtColor="1D54A7";rakuten_captionColor="000000";rakuten_moverColor="C00000";

続きを読む