能登半島地震の関連死、１００人の遺族が申請…石川県と市町が１４日から審査

投稿日 2024年5月14日 05:00:00 （医療総合）

　能登半島地震の影響で亡くなったとして、石川県内の少なくとも１００人の遺族が「災害関連死」と認定するよう申請していることが、各市町への取材でわかった。地震の死者数は今月８日現在で２４５人。県と市町は１４日から、関連死と判断できるかどうかの合同審査を始める。

石川県庁

　関連死は、避難生活による持病の悪化や疲労などで死亡することを指す。読売新聞の取材では、１０日時点の申請数は、輪島市５３人、能登町１６人、七尾市１４人、志賀町１０人、穴水町７人の計１００人。 珠洲（すず） 市は「審査後に認定数を明らかにする」として公表していない。

　これまでの死者数のうち、関連死が疑われているのは珠洲、輪島、能登３市町で計１５人。関係者によると、申請にはこの一部も含まれているという。

　審査は、遺族への聞き取りを基にした文書などを資料として、医師や弁護士らによる審

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