西成区に薬のヤミ露店、未明や早朝に出店…過去には生活保護を悪用し横流しの例も

投稿日 2024年6月17日 12:31:00 （医療総合）

　大阪市西成区の「あいりん地区」の路上で、処方箋薬を無許可で販売しようとしたとして、大阪府警西成署は１７日早朝、無職の男（５４）を医薬品医療機器法違反（無許可販売）容疑で現行犯逮捕した。同地区では医薬品を無許可販売する「ヤミ露店」が問題となっており、同署が取り締まりを強化している。

ヤミ露店に並べられ、捜査員に押収された薬（１７日午前４時５４分、大阪市西成区で）

　発表では、男は１７日午前４時４５分頃、大阪市西成区萩之茶屋の路上で露店を開き、医薬品販売業の許可を得ずに医師の処方箋が必要な睡眠導入剤２０錠を陳列した疑い。容疑を認めているという。

　同署によると、あいりん地区では、処方箋薬などを路上販売する違法露店が以前から問題となっていた。近年は摘発逃れのため未明や早朝に出店するケースが目立ち、同署は１７日未

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