男性の育休　休み中に身につけたいもの…子供との入浴でもたらされる効用は？

　男性の育児休業取得が少しずつ進んでいます。精神科産業医として、小さいお子さんがいる社員の相談を受ける時、「子供をお風呂に入れていますか」としばしば質問します。食事、 排泄(はいせつ) 、入浴のお世話が育児の欠かせない要素ですから、そこに男性の育児へのかかわりの一端が表れるからです。実は子供の入浴のお世話には、育児の分担以上の意味があります。子供との絆が強まることに加えて、仕事などのストレス解消に大変効果的なのです。“愛情ホルモン”オキシトシンのおかげです。そんな体験談を紹介します。

　私は、高ストレス者の相談を受ける以外にも、社員食堂などで顔見知りの方と出会うと、あれこれ雑談をすることがあります。その会社の事情や若い世代の考え方などについて学びになることが多いからです。人事部員、３２歳の赤坂太郎さん（仮名）は以前、私が行った管理者研修の担当者で、育児休業を取ったことを聞いていたので、話しかけてその経験について聞いてみました。

産業医　：育児休業を取ったそうですね。関心があるので、感想を教えていただけますか。

赤坂さん： １年間取得して、復帰しました。

rakuten_design="text";rakuten_affiliateId="0a40714c.34907b17.0a40714d.07bdd00a";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreId="0";rakuten_size="300x250";rakuten_target="_blank";rakuten_theme="gray";rakuten_border="off";rakuten_auto_mode="on";rakuten_genre_title="off";rakuten_recommend="on";rakuten_ts="1506480123376";rakuten_bgColor="FFFFFF";rakuten_txtColor="1D54A7";rakuten_captionColor="000000";rakuten_moverColor="C00000";

続きを読む