東北「祭りの夏」復活…３年ぶりにねぶた・竿灯開催、仙台の七夕は通常規模に

　東北三大祭りのうち、新型コロナウイルス禍の影響で中止していた「青森ねぶた祭」（青森市）と「秋田 竿燈（かんとう） まつり」（秋田市）が８月、３年ぶりに開かれる。昨夏は規模を縮小した「仙台七夕まつり」（仙台市）も通常規模に戻る。「第７波」のなか、各主催団体は１００万人規模の動員を誇る祭りの成功に向け、適切な感染対策を講じようと直前まで模索している。

「厄落とし」

青森ねぶた祭（２０１９年８月２日、青森市内で）＝武藤要撮影

　「祭りを成功させることがコロナに対する厄落としになる」。青森市で８月２～７日に行われる青森ねぶた祭の復活について、小野寺晃彦市長は７月１９日、こう表現した。

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