１都３県、「緊急事態」再延長と「まん延防止」延長を共同要請

　東京と埼玉、千葉、神奈川の１都３県は２６日、新型コロナウイルス対策で今月３１日を期限に発令されている東京都への緊急事態宣言の再延長と、３県に適用中の「まん延防止等重点措置」の延長を、政府に共同で要請した。

４都県知事によるテレビ会議で対策の必要性を訴える東京都の小池百合子知事（２６日、新宿区の都庁で）＝菅原智撮影

　都内の２６日までの直近１週間の平均新規感染者は６０７・７人。今回の宣言期間中でピークとなった今月１３日の９３３・９人から約３５％少なくなったが、減少ペースは鈍っている。４月以降は、英国型の「Ｎ５０１Ｙ」変異ウイルスより感染力が強いとされるインド型の確認も相次ぐ。

　１都３県の知事は２６日夕、テレビ会議を開催。東京都の小池百合子知事は「都内ではインド型のクラスター（感染集団）が確認され、予断を許さない状況だ。宣言を解除できる状況にはない」と述べた。小池知事は会議後、報道陣に対し、再延長の期間を１か月ほどとすべきだとの認識を示した。都は再延長の期間中、広範な事業者への休業や営業時間の短縮要請などを継続することも検討している。

　埼玉県の大野元裕知事は報道陣に「（延長）期

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