インフル感染者　２週連続で減少　１医療機関あたり１．８５人…入院患者は減らず

　厚生労働省は４日、全国約５０００か所の定点医療機関から直近（３月２４～３０日）の１週間に報告されたインフルエンザの感染者数が、１医療機関あたり１．８５人（前週１．９８人）だったと発表した。２週連続で減少した。

厚生労働省の資料を基に作成

　都道府県別で最も多かったのは、長野県で４．００人（同４．８０人）。続いて、富山県３．９２人（同３．６７人）、沖縄県３．８４人（同４．２０人）、秋田県３．４６人（同３．０８人）、新潟県３．４３人（同５．０２人）の順となった。流行入りの目安となる「１人」を下回ったのは、岐阜、三重、島根、山口、高知、鹿児島の６県だった。定点医療機関から報告された新たな入院患者数は１２５人（前週１２２人）で、１２週ぶりの増加となった。学級・学年閉鎖の措置が取られたのは、６施設（同１４８施設）だった。

　３月２４～３０日に報告された新型コロナウイルスの感染者数は、１医療機関あたり２．９２人（同３．２３人）で、８週連続で減少した。

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